サッカーのワールド・カップで日本が予想以上に善戦しているということで、大いに盛り上がっていますが、私がどうしても関心を引かれてしまうのがフランスのレイモン・ドメネク監督のことです。フランス代表は前回は準優勝だったのに、今回は選手の素行の悪さからスキャンダルが続出、大会中に内ゲバを起こした挙句、1勝も上げられないという悲惨な結果・・・。ドメネク監督はそのリーダーシップに疑問の声が上がっていますが、その原因の一つが「星占いへの傾倒」だというのですから、不謹慎ながら面白いなと思ってしまうのでした。
「蠍座はファイターが多く、ミッドフィルダーに2人いると互いを殺し合ってしまう。目立ちたがりの獅子座がディフェンダーに入ると、どこかで派手なことをしようとして、我々が代償を払うことになる。」
これはドメネク監督が2005年にメディアでインタビューを受けたときの発言だそうですが、チーム編成に占星術を参考にしていることを公言したとして、フランスでは非難の嵐が巻き起こったとか。(占星術といっても、どうやら太陽のサインだけを考えるサン・サイン・アストロロジーのようです・・・) 一方で、この「星占い」発言については、ドメネク監督とプライベートで確執のあったロベール・ピレス(蠍座生まれのミッドフィルダー)とミカエル・シルヴェストル(獅子座生まれのディフェンダー)の2人を主力選手から外す際、それが個人的な感情によることを誤魔化すためだったという説もあるようです。
果たしてどちらが真実なのかは分かりませんが、実際にホロスコープを作ってみると、興味深い事実が見つかりました。ドメネク監督(1952年の1月24日、フランス、リヨン、出生時間不明)のネイタル・チャートでは、水瓶座の太陽が蠍座の火星とスクエアとなっているではありませんか! これは、「蠍座生まれの選手は好戦的(火星)」であり、「集団(水瓶座)の和を乱す存在」と監督が思い込んでいることに符合します。火星は蠍座でドミサイルとなって大変強力ですが、太陽は水瓶座でデトリメント・・・。件のピレス選手の太陽は蠍座の5度で、監督の火星にはコンジャクション、太陽にはスクエアになっています。いかにも目の上のタンコブという感じですね。獅子座については、やはり水瓶座とオポジションの関係にあるということで、ネガティブイメージを持っているのでしょうが、ネイタルでは獅子座の20度に冥王星があり、これが蠍座の副支配星であることも無関係ではないでしょう。牡牛座については今のところ報道されている言及はないようですが、ネイタルでは天体が入っていません。
ドメネク監督は、以前チーム内に在籍していた23人の蠍座生まれを、トラブルの元凶として2人にまで減らしたとも発言していますが、占星術的に解釈するなら、自らの蠍座の火星のパワーを扱い切れず、「粛清」しようとしたのかもしれません。蠍座のネガティブな側面である権力コンプレックスの強さは、むしろ監督自身が発揮しているといってもよさそうです。フランスのサッカーは、長い間「人種融和(水瓶座)」の象徴として高い評価を得てきましたが、そのイメージが損なわれてしまったことはとても残念ですね。
2010年6月28日月曜日
2008年4月7日月曜日
ハチ公とプルート・ドッグ
ハチ公と冥王星の間に何の関連があるのかというと、日本で忠犬ブームが起こった1930年代初頭は、丁度冥王星が発見され、それが「こいぬ座」を通過していた期間と重なっているのです。
メーラという犬が非業の死を遂げた飼い主の亡骸のそばを離れずに鳴き続け、死後は天に昇ってこいぬ座になったという話なのですが、これはまさにギリシア神話版の忠犬物語であり、ハチ公にそっくりではありませんか!
こいぬ座はトロピカルの獣帯で表現すれば蟹座の18度から23度あたりに位置する、プロキオン(蟹座24度)とゴメイザ(蟹座21度)という2つの恒星で成り立っている非常に小さな星座です。この天の小犬は、ギリシア神話では英雄オリオン、もしくは猟師アクタイオンに従う猟犬だと伝えられていますが、他の非常に悲しい物語でも知られています。それは、
以下にハチ公ブームの経過と冥王星の動きをリンクさせてみます。(括弧内は冥王星の位置)
★1927/秋:渋谷駅で故上野教授の帰りを待つハチの姿がよく見られるようになる。(蟹座17度)
★1930/2/18:冥王星が「こいぬ座」で発見される。(蟹座17度)
★1932/10/04:朝日新聞に「いとしや老犬物語」が掲載される。(蟹座23度)
★1934/04/21 渋谷駅前にハチ公の銅像が建てられる。(蟹座22度)
★1935/03/08 ハチ公没する。(蟹座24度)
特に、ハチが新聞報道の影響でアイドル化してから「天に昇る」までの数年間は、こいぬ座のα星(最も明るい恒星)であるプロキオンと冥王星がコンジャクションになっているのがお分かりでしょうか?
様々な文化圏の神話を紐解くと、犬と死の世界との深い関わりを暗示するものが数多く見られます。その代表として、エジプトの冥界神アヌビスが挙げられますが、元祖忠犬のメーラもまた、冥界の女神ヘカテの化身だとする伝承も存在しています。犬は古来から人間の忠実な友であると同時に、我々の魂を冥界へと導く霊的な存在だと考えられてきたわけです。冥王星の発見当時、その死のイメージは様々な象徴的事件を通して世界中の人々の意識に刷り込まれましたが、当時の日本人にとっては、こいぬ座の「忠犬元型」を借りたハチ公ブームという現象も、その一つの形式だったのでしょう。
いえ、日本人だけではありませんでした。ハチ公ブームと期を同じくして、米国でもあるスーパーアイドル犬が誕生しています。その名もプルート! 今や国際的に知られるこの犬は、米国の天文学者が第9惑星を発見し、プルートと命名したことにあやかって、ウォルト・ディズニーが1930年に創造したアニメ・キャラです。犬なのにネズミのミッキーに飼われ、アゴで使われるという設定は気の毒な気もするのですが、少なくとも忠犬であることは間違いないでしょう! 占星術的には、ハチ公とプルートは同じこいぬ座で生まれ、冥王星を経由して地球にやってきた双子の兄弟だったのです。(と私が勝手にそう解釈しているだけですが) それにしても、同じDNAを持った双子でも、里子に出されたお国が違うと、こうも印象が変わるものでしょうか。w
メーラという犬が非業の死を遂げた飼い主の亡骸のそばを離れずに鳴き続け、死後は天に昇ってこいぬ座になったという話なのですが、これはまさにギリシア神話版の忠犬物語であり、ハチ公にそっくりではありませんか!
こいぬ座はトロピカルの獣帯で表現すれば蟹座の18度から23度あたりに位置する、プロキオン(蟹座24度)とゴメイザ(蟹座21度)という2つの恒星で成り立っている非常に小さな星座です。この天の小犬は、ギリシア神話では英雄オリオン、もしくは猟師アクタイオンに従う猟犬だと伝えられていますが、他の非常に悲しい物語でも知られています。それは、
以下にハチ公ブームの経過と冥王星の動きをリンクさせてみます。(括弧内は冥王星の位置)
★1927/秋:渋谷駅で故上野教授の帰りを待つハチの姿がよく見られるようになる。(蟹座17度)
★1930/2/18:冥王星が「こいぬ座」で発見される。(蟹座17度)
★1932/10/04:朝日新聞に「いとしや老犬物語」が掲載される。(蟹座23度)
★1934/04/21 渋谷駅前にハチ公の銅像が建てられる。(蟹座22度)
★1935/03/08 ハチ公没する。(蟹座24度)
特に、ハチが新聞報道の影響でアイドル化してから「天に昇る」までの数年間は、こいぬ座のα星(最も明るい恒星)であるプロキオンと冥王星がコンジャクションになっているのがお分かりでしょうか?
様々な文化圏の神話を紐解くと、犬と死の世界との深い関わりを暗示するものが数多く見られます。その代表として、エジプトの冥界神アヌビスが挙げられますが、元祖忠犬のメーラもまた、冥界の女神ヘカテの化身だとする伝承も存在しています。犬は古来から人間の忠実な友であると同時に、我々の魂を冥界へと導く霊的な存在だと考えられてきたわけです。冥王星の発見当時、その死のイメージは様々な象徴的事件を通して世界中の人々の意識に刷り込まれましたが、当時の日本人にとっては、こいぬ座の「忠犬元型」を借りたハチ公ブームという現象も、その一つの形式だったのでしょう。
いえ、日本人だけではありませんでした。ハチ公ブームと期を同じくして、米国でもあるスーパーアイドル犬が誕生しています。その名もプルート! 今や国際的に知られるこの犬は、米国の天文学者が第9惑星を発見し、プルートと命名したことにあやかって、ウォルト・ディズニーが1930年に創造したアニメ・キャラです。犬なのにネズミのミッキーに飼われ、アゴで使われるという設定は気の毒な気もするのですが、少なくとも忠犬であることは間違いないでしょう! 占星術的には、ハチ公とプルートは同じこいぬ座で生まれ、冥王星を経由して地球にやってきた双子の兄弟だったのです。(と私が勝手にそう解釈しているだけですが) それにしても、同じDNAを持った双子でも、里子に出されたお国が違うと、こうも印象が変わるものでしょうか。w
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