2010年10月18日月曜日

チリの鉱山事故

チリの鉱山事故の救出劇、世界中が固唾を呑んで見守っていましたが、全員無事に生還ということでよかったですね。もう『33人』というタイトルで映画化が進行しているとか! 

実は私は幼稚園児の頃、近所の公園にある大型トラックのタイヤを積み上げた遊具の中に入って、ふざけた友達に閉じ込められたことがあります。友達としてはほんのいたずらのつもりだったのでしょうが、あの時の恐怖は今でも忘れられません。上部に蓋をされて、中は真っ暗で音もほとんど聞こえなくなり、マジで発狂するかと思いました。地下700メートルに閉じ込められた人々は・・・、さぞかし恐ろしかったことでしょう。

それで、私の体験などはどうでもよいので、今回の事故発生時のイベント・チャートを見てみましょう。


 このチャートで被災者を象徴するのは、射手座のアセンダントとそれを支配する木星です。木星は天王星と共に牡羊座にあり、その対向には天秤座で重なる土星と火星、第1ハウスに上昇する山羊座の冥王星とはスクエアになっています。これはいわゆるTスクエアと呼ばれるハイテンションなアスペクト・パターンで、この事故が世界に与えたインパクトの強さを物語っています。土星は鉱山を、火星は事故を、天王星は崩壊を、冥王星は地下世界や隔離を、それぞれ本来的に象徴する惑星ですから、占星術に詳しい人々には説明の必要がないそのままの絵になっていますね。

アセンダントに重なる小惑星セレスは、この事故の性質をさらに裏書しています。ギリシア神話によれば、デメテル(セレス)は娘のペルセポネを地下世界の王ハデス(冥王星)に誘拐され、後に地上へ取り戻すことに成功しているからです。Tスクエアの要となる冥王星がライジングしていることといい、このチャートからは死と再生という神話的なテーマが強く読み取れます。救出された作業員の一人が、「私達はこの事故から生還したことで生まれ変わったのです!」と叫んでいましたが、あれは心の底からそう感じているのでしょう。今回の33人の生還劇こそは、インターネットで生中継された現代版のエレウシスの秘儀だったのかもしれません! ちなみに、作業員の救助にはチリ政府が急遽開発したゴンドラ「フェニックス号」が使われましたが、冥王星の対向に小惑星フェニックスがあることもまた天の采配でしょうか?


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2 件のコメント:

  1. 今発売中の女性誌(週刊女性か女性自身どちらかだったと思いますが、、)に、芳垣さんが書かれた、小惑星デュケ(でしたよね?)などを使って、年末ジャンボ宝くじを買う場合の星座ごとのお勧め購入日や方角のアドバイスの載っている記事を読みました。すごくおもしろかったです。
    このアドバイスにしたがって、今度の年末ジャンボ勝負してみます。
    小惑星占星術ってこういうこともわかるんですね。
    デュケという小惑星は私の出生ホロスコープではどこにあるのかなあ?と興味深いです。
    高額宝くじ当選者は、アングルや太陽や金星や2ハウスにあったりするのかな?と想像してしまいます。

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  2. >くわたさん

    こんにちわ。実はずいぶん前にくわたさんのコメントにお返事をしたつもりだったのですが、なんとアップされていないことに今日気付きました。まことに失礼いたしました。

    女性自身で取り上げた小惑星はテュケというもので、これとトランジットの木星を合わせて占いました。もうクジは買われましたか? ご成功をお祈り申し上げます。

    高額当選者の実例は数えるほどしか見ていませんが、アメリカでたった1枚のクジで4千万円を当てたフレッド・ドラゴという警察官のチャートでは、テュケは5ハウスにあって冥王星と天王星らとTスクエアを作っていました。ドラゴはマクドナルドでハンバーガーを頬張りながらクジを引いたそうですが、冥王星(巨万の富)には小惑星マクドナルダがコンジャクションになっています。

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