2009年6月4日木曜日

出生データを調べるなら

Image 先日「アーノルド・シュワルツェネガー 出生時間」という検索ワードでここに来た人がいたみたいなので、チャート晒しますね。(もう来なかったりして…) アセンダントに乗った水星とMCを支配する木星がパータイルでトラインするなど、成功者として要素は確かに見られますが、体質を表すアセンダントのルーラーはどうでしょう? 月が山羊座でデトリメント、6ハウスに入りアスペクトは海王星とスクエアのみ。これでこの人がボディビルの世界チャンピオンとなり、アクション俳優として一世を風靡するなどと予想できるでしょうか? 子供の頃に体が弱かったためにウエイト・トレーニングを始めたらしいのですが、これは弱点を克服しようとしてかえって常人を超えた才能を発揮するようになるというパターンですね。惑星のディグニティが必ずしも人生の質を決定するわけではないという事実は、こういう実例に当たっていけばちゃんと実感できると思います。しかし、太陽が獅子座(ファイナル・ディスポジター発見!)で海王星とセクスタイルですから、『コナン・ザ・グレート』みたいなソード&ソーサリー(神話時代を舞台としたファンタジックな英雄伝説)に出演したのは正解。あの手のアーキタイプには最もはまりやすいタイプでしょう。ちなみに蠍座の25度には小惑星カリフォルニアがあって、シュワ氏がカリフォルニア州知事になった頃からプログレスの木星(MCを支配)が重なっています。ちょうど任期が終わる2010年くらいまでコンジャクション。


外国の著名人の出生データはAstro Data Bankが最も信頼できますから、占星術ファンはリンクしておきましょう。ここにある全てのデータは故ロイス・ロデンによる出生データ評価システム「ロデン・レイティング」で分類されています。AA(家族による記憶、公的な出生証明など)、A(家族以外から近親者の情報)、B(伝記、自伝などからの情報)以外のC~Xはデータ・ソースが曖昧かまったく不明だったりするので鵜呑みにしないようにご注意ください。それにしても、日本語のウェブ上ではソースが不明な出生データを平気で使用している自称プロが沢山いて本当に困ります。酷いのになると、2ちゃんねるで匿名の人物が適当にレクティファイした時間をそのまま使っていたり、間違いを指摘されてもそのままブログ等で掲載し続けたり…。欧米でも一昔前までは同じような風潮があって、ロデンはそういう人々に直接抗議の手紙などを送ったりして状況の改善に努めた功労者です。私たち日本人アストロロジャーも見習いましょう。

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