2008年3月25日火曜日

アステロイドロジーやってます

小惑星占星術について何件かご質問をいただきましたが、このブログで展開しているような1万3千個の超マイナー小惑星まで動員するアステロイドロジーの講座は、今年は7月6日の東京で予定しています。ご興味がある方はカイロンまでお問い合わせください。また、出生データを芳垣までおお知らせくだされば、出生時の小惑星リストを作成してお送りいたします。黄経順とアルファベット順の2部を合わせて3000円でお分けしています。リストのサンプルはこちらをご覧下さい。 (注:リストを受け取った方は印刷しないほうがよいです! 1万3千個もあるので、たぶん100枚くらい紙が必要になります。)




1万3千個を全て活用するといっても、実際には占う対象となる人物やイベントに関連した名前を持つ小惑星をいくつかピックアップして使うだけです。ほとんどの人のチャートで小惑星ミヤザキハヤオの位置は無意味ですが、スタジオ・ジブリの職員の占いをするなら、それを考慮する価値は大いにあるというわけです。小惑星はまた、トランジットでもプログレスでも使えますし、マンディーン(社会占星術)やホラリーでも有益な情報を与えてくれます。




ホラリー占星術でも小惑星が使えるという話をすると驚く人が多いのですが、本当の話です。「それは芳垣が普段から小惑星を使っているから、そういうホラリー・チャートが立つのだ」と言う人がいますが、そんなことはありません。実際、小惑星否定派の占星術家が立てたホラリー・チャートでさえ、小惑星がその回答を裏書しているものが数多くあります。




Wrhac1 左の図は英国のジョン・フローリー氏が『Sports Astrology』という著書の48pで紹介しているホラリー・チャートで、質問は「アーニー(アーノルド・シュワルツェネガー)は選挙で勝ちますか?」というものです。フローリーはアセンダントを支配する水星が対立候補、ディセンダントを支配する木星がシュワ氏であり、月が木星にコンジャクションを形成しつつあることから、シュワ氏が勝利するだろうと結論付けています。実際、シュワ氏は3ヵ月後の米国カリフォルニア州知事選で見事当選を果たしました。




上のチャートに、アーノルドとこの選挙に関連する小惑星を探して導入してみましょう。まずはシュワ氏の名前であるアーノルダ(Arnolda)、選挙区名であるカルフォルニア(California)などが候補に挙がります。残念ながら対立候補の名前に該当する小惑星はありませんでしたが、リコールされた前州知事の名前デイビス(Davis)はみつかりました。また、カリフォルニア州ではヒスパニック系の住民の票が勝敗に大きく影響することを考えると、小惑星ヒスパニア(Hispania)の位置も考慮する価値があるでしょう。


Arnie_2その結果は左図のようになりますが、月が小惑星のデイビス、ヒスパニア、カリフォルニア、アーノルダに次々とアスペクトした直後に木星に至っていることがお分かりでしょうか? 前知事デイビスのリコールからヒスパニック系住民の支持、そしてアーノルドの勝利へという流れが、そのまま描写されているのです。正直気持ちが悪い思いをする方もいるかもしれませんが、このような現象は決して珍しくありません。




小惑星のこのような使い方は、伝統的なホラリー占星術で用いられてきたアラビック・パーツのそれと同じだといってよいでしょう。質問に合わせて選択したものをオプションとして利用するのであれば、判断を混乱させるどころか、チャートが意図するメッセージをより鮮明に浮かび上がらせることが出来るのです。

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