2008年2月17日日曜日

最後の破滅型芸人

Wrhac1 浪速の吉祥天 Lakshumi さんから情報提供があったので、横山やすしのチャートをアップしてみました。太陽、水星、月、火星で形成されるTスクエアを見ると、あのぶち切れ体質と荒れ果てた生活ぶりはやっぱりという印象です…。スピード狂というのも分かる。しかし、このコンフィギュレーションがやすしに非凡な才能を与えていることも事実でしょう。水星と火星のコンビは、毒舌や過激発言、マシンガン・トークなどを売り物にしている人々によく見られます。おすぎとピーコ、古館一郎、石原慎太郎などがその代表。やはり光物は仕事場で使った方がよいですね。もちろん仕事場でも慎重を要しますが。

MCのディスポジターを追っていくと、太陽と木星のミューチュアル・リセプションにたどり着きますが、その太陽は水星とともに12ハウス(自己破滅)に入り、火星(12ハウスのルーラー)ともスクエアですから、せっかくの名声を自らの行動で台無しにしてしまう可能性が確かに示されています。6ハウスの海王星がアセンダント・ルーラーの金星にインコンジャクトになっているのは典型的なアルコール依存の表示ですが、本当に酒さえ飲まなければ…。

12ハウスを自己破滅とか喪失、悲しみの感情とか説明すると、生徒から恐いとか古臭いとか言われてしまうのですが、こういうハウスの古典的な意味づけを知っておくことは重要です。現代の心理学的なアプローチでは、12ハウスは放棄とか浄化といった解釈をされていますが、これは自分にとって必要のないものを手放して、エッセンスだけを抽出するハウスだ、ということです。ガラクタ捨てれば幸福になるという風水本が流行っていますが、あれってまさにこの発想。無用なものをリリースせずにこだわり続けていると、何者かに無理やり奪われたり、自傷的な行為に走ってしまうという現象が起こってくるわけです。やすしが捨てられなかったものは何なのか? 本当はあまり自分に自信がないのに、公での「強い男」というイメージに執着している人は、酒の量が多いという統計の結果がありますが、彼もそのパターンだったのかもしれません。

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